エズーリも100枚解説やってみます。

統率者 1枚
《進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress》
→主な勝ち手段は《時の賢者/Sage of Hours》からの無限。《閃光/Flash》が禁止になったので《変幻の大男/Protean Hulk》が使えず弱体化。構成を変えました。

クリーチャー 37枚
☆マナクリ
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《Fyndhorn Elves》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
→基本の1マナエルフ3人衆。まずはこれがないと。
《極楽鳥/Birds of Paradise》
→そしてバッパラも当然入る。まれに+1カウンター乗せて殴ることも。
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
→無色マナしか出ないのでちょっと弱い、けど仕方なし。
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
→《繁茂》や《楽園の拡散》と組み合わせて2ターン目エズーリを実現可能としてくれる。ある意味マナエルフより強い。
《金のガチョウ/Gilded Goose》
→追加のバッパラ。でも瞬間的なんですよねえ。2回目の起動ができないこと多し。え、オーコ入れろって?
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
→マナクリを起こしていっぱいマナを出したり、《ドライアドの東屋》を出し入れして経験カウンター稼いだり、後述の無限コンボの種にもなる、大事な潤滑油。マナコストがかぶってないのも重要。
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
→だいたい3マナくらいは出してくれる。相手にエルフがいて予想以上にマナが出るときも。
《献身のドルイド/Devoted Druid》
→普通に使っても瞬間的に2マナ、エズーリから+1カウンターを乗せてマナいっぱい。デッキにかみ合う1枚。
《培養ドルイド/Incubation Druid》
→青マナも出るのが強い!エズーリでカウンター乗せてお手軽に3マナ出す。
《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
→複数マナが出るカードを起こすとめっちゃ強い。
《野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds》
→いっぱいマナは出るし、無限コンボのお供にも。ドロー能力はちょっと使いづらい。
☆ユーティリティ
《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
→めちゃくちゃデッキにかみ合う1枚。《再利用の賢者》使いまわし、マナクリ起こしてマナ加速、もちろん経験カウンターを稼ぐのにも。
《永遠の証人/Eternal Witness》
→緑の嗜み。《召喚の調べ》で出てきてまた拾ったりもあり。
《フェアリーの大群》
→悪いフリースペル。クレイドルでマナ増やしましょう。
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
→何に化けてもいい、統率者戦だと《クローン》系はとても強いことを実感。後述のコンボパーツにも。
☆サーチ&ドロー
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
→主にクレイドルを持ってくるための追加の《輪作》。
《呪文探求者/Spellseeker》
→カウンター持ってきてもいいけど、《輪作》持ってくることの方が多いかな?
《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》
→2マナと軽く、マナ加速できる可能性もあり採用。エルフだし。
《オークヘイムの敵対者/Oakhame Adversary》
→2マナで唱えられる可能性のある《オーランのバイパー》。回避能力のある《冷淡なセルキー》と迷ったけどエルフでもあるこちらを採用。
《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》
→大量マナからドローしたい。無限マナから無限ドローも可能。
《水深の魔道士/Fathom Mage》
→エズーリを出した後に真っ先にキャストしたい1枚。これでロケットスタートで消費した手札を回復させたい。《自然の秩序》から出すのも十分あり。
☆妨害枠
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
→アーティファクトがほとんど入っていないデッキなので相手の足を止めたい。避雷針になってくれれば御の字。
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
→やばい生物用。除去ほとんどないので。ヨーグモスとかやばい。
《再利用の賢者/Reclamation Sage》
→これも嗜み。どうしてもやばい置物を割る用だけど、エズーリが出てるときは積極的にマナファクトを割ることも。
《落葉の道三》
→コンボ中のカウンター封じ。頂点や調べから出した場合はそちらを通した時点でもう割り込めない。
《スパイクの織り手》
→殴りジェネラル対策。周りにいるのですよ、エターリとかカスリルとかエムラクールとか。
☆コンボパーツ
《時の賢者/Sage of Hours》
→メインコンボパーツ。これで勝つことがやはり一番多い。グダってるときにトップから降ってくることも。ただし《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》で探せないのには注意。
《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》
→新たなコンボパーツ。一部パーツが元々のエズーリと被ってたし、エルフだし、《時の賢者》探してもいいし、で採用。ただしこのデッキで本当に強いのかは未知数。
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
《戦利品の魔道士/Trophy Mage》
《命運縫い》
《影武者/Body Double》
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
→ヴァニファールから無限を狙うルート用。コンボの内容は後述。

インスタント・ソーサリー 21枚
☆カウンター
《否定の契約/Pact of Negation》
《白鳥の歌/Swan Song》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《意志の力/Force of Will》
《否定の力/Force of Negation》
→1マナ以下で唱えられるものを厳選。展開するデッキで、緑が濃い目なので青青を立ててターンを返すことが難しかったりするためこうなりました。《狼狽の嵐》や《払拭》、《夏の帳》は要検討枠。
☆サーチ
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《自然の秩序/Natural Order》
→緑しか探せない。1ターン目の《ドライアドの東屋》でマナ加速、《水深の魔道士》やヴァニファール、ユーティリティを探せるが、唯一最大の弱点が《時の賢者》を探せないこと。でも強いので。
《新生化/Neoform》
《異界の進化/Eldritch Evolution》
→こちらは何色でも行けるが、前者は結構柔軟性に欠ける。けど経験カウンター3の時に《時の賢者/Sage of Hours(JOU)》持ってきて無限ターンに行けるので有用。後者はとっても強いです。
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《破滅の終焉/Finale of Devastation》
→マナ次第で何でも探せる2枚。後者はクレイドル含めて12マナ出るような状況でエンドカードにもなりうるし、墓地から拾えるという多大なメリットあり。
《輪作/Crop Rotation》
→だいたいクレイドル、たまに墨蛾とか東屋とか2マナランドとか《ワイアウッドの番小屋》を探す。
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
→遅いけど、エンドにつなげられるカードを引けるので。《俗世の教示者》とどちらがいいか悩み中。
☆追加ターン
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
→ヴァニファールの召喚酔いをカバーする。5マナワンドローになることもあるけど強い。
☆除去等
《急速混成/Rapid Hybridization》
→どうしてもやばいクリーチャーに。1マナインスタントなのが強い。
《自然の要求/Nature’s Claim》
→嗜み。細かくライフを詰めるデッキではないのでやはりこれ。
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
→基本は超過で。いざという時のちゃぶ台返し。
《断絶/Snap》
→相手のクリーチャーを戻すより、自ターンで自分のクリーチャーを戻すことが多い。マナ加速可能。
《有毒の蘇生/Noxious Revival》
→ヴァニファールコンボ中に《呪文探求者》からサーチして、墓地に落ちたサーチ先をライブラリに戻すとかできる。普通に大事なカードを戻してもOKだし、相手の墓地利用コンボを咎めることも可能。

エンチャント 6枚
☆マナ加速
《繁茂/Wild Growth》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
→緑の1マナエンチャントマナ加速三人衆。
☆ドロー
《森の知恵/Sylvan Library》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《Mistic Remora》
→説明不要な3枚。リスティックは何故かジャンプスタート版だ!( ノД`) 

アーティファクト 3枚
《太陽の指輪/Sol Ring》
→説明不要。クリプトも入れるべきなのだろうけど、諸事情で今は入れていない。
《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
→ヴァニファールコンボ用。先置きしておけばヴァニファールを出したターンにコンボを開始できる。あと、マナクリもすぐにマナを出せたりする。
後者は被覆で、アウフに引っかかるので優先したいのは前者。

土地 32枚
☆2色出せる
《Tropical Island》
《繁殖池/Breeding Pool》
《統率の塔/Command Tower》
《真鍮の都/City of Brass》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
→バランスよく色マナは欲しいので。
☆フェッチ
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
→最大の7枚+眺望。序盤ほぼタップインとなる《寓話の小道》は不採用。
☆その他
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
→経験カウンターを稼いだりクレイドルの種になったりとてもえらい土地。フェッチから持ってこれるので、森がらみのフェッチは使用に注意が必要。
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
→説明不要。このデッキなら平気で5マナ以上出る。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《裏切り者の都》
→2ターン目エズーリを実現するための2枚。
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
→サブプランである毒殺のための1枚。《荒廃の工作員》どこかに入れたいなあ・・・
《ワイアウッドの番小屋》
→ヴァニファール用。エルフなのでアンタップ可能。
☆基本地形
4《森/Forest》
5《島/Island》
→緑マナはエルフから出るので、島の方をちょっと多めに。

●戦略
メインは、エズーリを最速2ターン、遅くとも3ターン目に出してからクリーチャーを展開、経験カウンターを稼いで《時の賢者》無限コンボを狙う。マナはいっぱい出るのに手札切れということがままあるため、《水深の魔道士》は重要。
単に経験カウンターを貯める”だけ”のカード(《金切り声のドレイク》など)は非採用としています。
ただ、あまり早く出してもヘイトが貯まるので、そこは相手の状況を見て動く感じです(だいたいぶっぱしちゃうけどw)

ヴァニファールルートは、以下がメインルートですが、手札に来てしまったときなど、いろいろ練習が必要。
(例)戦場に召喚酔いが解けたヴァニファール(以下V)と、2マナのクリーチャー、青青を含む4マナ(土地から4マナ出る)がある状態でスタート。
①2マナクリーチャーをVで生贄。《戦利品の魔道士》→《千年霊薬》キャスト、1マナ払ってVをアンタップ。(残り0マナ)
②魔道士をVで生贄、《命運縫い》サーチ、Vをアンタップ。
③命運をVで生贄、《流浪のドレイク》サーチ、土地アンタップ。
④命運を青で蘇生、Vをアンタップ。(残り青含む3マナ)
⑤ドレイクをVで生贄、《狙い澄ましの航海士》サーチ、ヴァニファールと結魂。ヴァニファールをブリンク。再結魂はしない。(残り1マナ)
⑥命運をVで生贄、《影武者》サーチ、墓地のドレイクのコピーになって土地アンタップ、これで無限マナ。
このルートなら墓地に《戦利品の魔道士》がいるはずなので、最後に魔道士をコピーしてVで生贄にして《水深の魔道士》を出し、無限ドローができます。(航海士ブリンク×4回で進化で4ドローし、一度《水深の魔道士》をブリンクしてカウンターをリセットしてから同じ手順を繰り返す)

これだけ考えたならヴァニファール使えばいいって?
それは言いっこなしですよ!

ご意見等あれば、よろしくお願いします!

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